5月病について(行政書士に関する事とは関係ありませんが・・・)

行政書士の佐藤昭一です。ゴールデンウイークも終わり、皆さん通常モードに戻っていることと思います。私は行政書士の資格だけではなく、メンタルヘルスマネジメント検定Ⅱ種試験に合格しております。今回は、行政書士の話しから離れて(またですか?はナシで・・・(汗))5月病について、メンタルヘルスの勉強をしてきた知識と文献を活用して、私なりに以下のとおりお話ししたいと思います。

①5月病とは何ですか?

月のゴールデンウイークが過ぎたあたりから、増える心身の不調のことを指します。4月から新年度が始まり新規採用された新人社員や人事異動等で部署が変わった社員が、5月になっても新しい環境に馴染めない状態になっている時に起こります。ただ、「5月病」は通称であり、正式な病名は「適応障害」になります。

②5月病の症状はどういったものがありますか?

・落ち込んで元気が出ない。

・何をするにも意欲が出ない。

・強い倦怠感や息苦しさ、頭痛、腹痛など。 

③5月病の対策について

基本的な内容にはなりますが、以下のとおりの対策が考えられます。

・十分な睡眠をとる。(8時間程度が目安になります)

・寝る前にスマホやパソコンに触らない。

・リラックスできる入浴に心がける。

・食生活が乱れて栄養バランスに偏りがあれば、食生活を見直し、栄養バランスの取れた食習慣にするよう改善する。

・適度な運動をし、運動習慣を身に付けて継続する。

・趣味に没頭する。

・好きな音楽やリラックスできる音楽を聴く。

・好きなことをしてリフレッシュする。

・ストレスを抱え込まず。信頼できる周囲の人に相談する。

・自分の考え方のクセに気づいて自分に対して優しくする。

・できないことではなく、できることに目を向ける。

・物事を深刻に捉えすぎず、楽観的に考える。

・職場の状況によっては上司や同僚に相談する。必要であれば産業医に相談する。

・症状が継続する場合には、心療内科や精神科を受診する。

◯最後に

5月病は、誰にでも起こり得る症状です。新入社員が主に5月病にかかりやすいと言われていますが、最近では、中高年の方が5月病にかかるリスクが高く、その原因が仕事の関係だけでなく家庭における諸問題が絡んで複雑かつ難しい状況になっていると言われています。まずは、原因となっている状況からいったん離れることが重要であると個人的には考えます。(なかなか難しいことは承知のうえです‼️)周囲のサポートを受けながら、何とか乗り切っていきましょう‼️

 

 

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